埼玉新聞

 

<新型肺炎>手作りこいのぼりで早い終息願う 休館中の川の博物館にお目見え「適度な散歩で楽しんで」

  • 新型コロナウイルスの終息を願って掲げられた手作りこいのぼり=寄居町、県立川の博物館(許可を得て敷地内で撮影)

 寄居町小園の休館中の県立川の博物館大水車南側の「すいしゃばし」に手作りこいのぼりがお目見えした。爽やかな風を吸い込んで気持ち良さそうに遊泳している。

 同館は現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止で敷地内に入れないが、南側の道路から同館シンボルの大水車と一緒に眺められる。

 スタッフ手作りのこいのぼりは親子で計117匹。新型コロナウイルスが一日も早く終息するよう願いを込めて飾られた。傘袋を利用した子どもは全長約30センチ。色付きのビニールひもで作った親は全長約150センチ。長さ8メートルの橋の両欄干に掲げられている。

 同館は「適度な散歩の中で楽しんでもらえれば」と話している。当面の間展示する。

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