埼玉県桶川市は、小中学校の給食費を8月（3日分）、9月の分から児童生徒の半額補助を私立など市外に通学する児童生徒にまで拡大すると発表した。食料品等の物価高騰の影響を受けている保護者への救済措置。対象期間は来年3月まで。

　市では、市内小中学校児童生徒（小学校3532人、中学校1711人）への補助については本年度6月補正予算（約7860万円）で決定し9月引き落としから実施することになっている。

　今回、私立小中学校など市外に通う児童生徒や市内小中学校に通いながらもアレルギーなどの理由で給食の提供を受けていない児童生徒にも支援を拡大する。開会中の市議会9月定例会で228万円の事業費として補正予算で提案する。

　現在、市の給食費半額相当額は小学校が月額2000円、中学校が2275円となっている。今回対象となる児童生徒は約180人。支給には申請が必要。受け付け開始は来年3月ごろを予定している。