<新型コロナ>1人死亡、児童ら22人感染 県内で800人超す 小川署では警官2人、26人が自宅待機
2020/04/26/00:00
県などは25日、新型コロナウイルスの感染者が新たに22人判明、1人が死亡したと発表した。同日までに確認された陽性者は809人(チャーター便帰国者含む)、死者は24人になった。重症者は20人。感染者の指定医療機関への入院は107人。一般医療機関への入院が147人、ホテル滞在が42人。自宅待機は361人(25日午後6時現在)。99人が既に回復し退院している。
県によると、県管轄では男女計15人の感染を確認し、県内在住の70代男性が入院先の病院で死亡した。男性の居住地などは公表していない。
所沢市の社会福祉法人「皆成会」が運営する障害者施設関係では、既に陽性が確認されている女性職員の40代夫の感染を新たに確認。同施設関係の感染者は23人となった。
さいたま市によると、感染が判明したのは同市に住む10代女子児童と、50代女性の2人。女子児童は軽症で入院予定。感染経路は不明としている。50代女性は居住地を含めいずれも調査中としている。
川口市では、都内勤務の30代男性会社員の陽性が確認された。
川越市によると、小川署の男性警察官2人など男女計4人が新型コロナウイルスに感染した。県警によると、感染が確認されたのは同署刑事課の30代男性巡査と警備課の40代男性巡査部長。濃厚接触者とされた警察官26人は現在、自宅待機している。県警職員の感染者は現在3人。