埼玉新聞

 

<高校サッカー>浦和南、1回戦敗退 東福岡に0―4で完敗 立ち上がりから攻勢も徐々にペース奪われる

  • 浦和南―東福岡 前半28分、浦和南の庄司(20)が東福岡の篠田にドリブル突破を阻まれる=12月31日午後、NACK5スタジアム大宮

 第97回全国高校サッカー選手権第2日は31日、NACK5スタジアム大宮などで1回戦15試合が行われ、埼玉代表で17大会ぶり12度目(推薦含む)出場の浦和南は、6大会連続20度目の出場となる東福岡に0―4で完敗し、17大会ぶりの勝利を逃した。

 浦和南は前半の立ち上がりから攻勢に出た。2分に草野のロングスローから好機を迎え、佐藤のシュートはクロスバーを直撃、こぼれ球に岡田がヘッドで詰めたが相手GKの好セーブに遭った。その後は徐々に東福岡ペースとなり、16分に意表を突かれたロングシュートで先制を許すと、21分には守備の連係ミスから2失点目。さらに、1分後にもクロスから3点目を献上した。

 後半7分にも失点。それでも浦和南は最後まで諦めず、後半だけでシュート7本を放つなど相手ゴールを脅かしたが、1点が遠かった。母校を率いて初の全国選手権となった野崎監督は「選手たちは私を信じてトレーニングをしてきた。勝たせられなくて、本当に悔しい」と振り返った。

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