<新型コロナ>台湾から埼玉にマスク5千枚寄贈 医療機関や学校など活用へ「今後も仲良く」
2020/04/30/00:00
埼玉台湾総会は28日、新型コロナウイルス対策に役立ててほしいと県にマスク5千枚を寄贈した。
県内や近県在住の台湾出身者らの会。今回寄贈したのは、台湾企業が中国で製造したマスクで、日本国内でマスクが品薄であることを知った同会が、医療関係者に役立ててほしいと、3月初めから調達を始めたという。
同会の紀秋美会長、李炳東副会長、石井許子副会長、今井良治顧問らが同日、県庁を訪れ、大野元裕知事に手渡した。
紀会長は「埼玉県と台湾とが仲良く交流できるよう、今後ともよろしくお願いします」とあいさつ。
目録を受け取った知事は「貴重なマスクをお届けいただきありがとうございます。医療機関や学校など必要なところに届けさせていただきます」と謝意を述べた。