<新型コロナ>骨折で手術の女性死亡…さいたまで院内感染か クラスター発生とみられる病院に入院
2020/05/02/00:00
さいたま市は1日、医療法人社団協友会「彩の国東大宮メディカルセンター」(北区土呂町)に入院していた市内在住の80代女性が新型コロナウイルスの感染症で死亡したと発表した。同病院でクラスター(集団感染)が発生しているとみられ、感染判明の11人のうち死者は初めて。市内の死者は5人目。
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市保健所によると、女性は骨折により同病院に入院して手術を受けた。基礎疾患はなかったとみられる。病院職員2人の感染判明を受けて、PCR検査を実施した結果、4月27日に陽性と判明。同病院の陰圧室のある病床1床が埋まっていたため、整形外科病棟の個室に入院していたが、症状が悪化して1日に死亡した。院内感染の可能性があるとみて、市保健所が調査している。
同病院で感染が判明していたのは、看護師ら職員5人と患者6人の計11人だった。