<新型コロナ>新たに118病床を確保 6日までの目標には院内感染で届かず 11日までには確保
2020/05/03/00:00
大野元裕知事は2日、県庁で記者団の取材に対し、新型コロナウイルス感染症の患者用(中等症・軽症)の病床を新たに21医療機関で118床を確保したと発表した。追加分を合わせると患者用の病床は57医療機関で575床となる。
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県は6日までに、患者の症状を問わず計600病床を確保することを目標としていたが、25床届かないことについて大野知事は「(病床確保の)約束をした中で、院内感染が発生している(医療機関がある)」と説明した。11日までには計602床を確保できるとしている。
一方、6日までに400床を用意するとしていた中等症患者用の病床は、312床にとどまった。この点について大野知事は「さらに中等症患者を受け入れていただく病床の確保に努めていきたい」と述べた。また、県は軽症・無症状者らの宿泊療養先として、現在514室を確保している宿泊施設の客室数を同日までに計千室を目指すとしている。