圧巻の光景もうすぐ!権現堂の曼殊沙華300万本、一面染めて絶景へ 問い合わせ相次ぎ、客も大勢 見頃いつ
2023/09/15/15:26
秋の風物詩となっている県営権現堂公園の幸手曼殊沙華まつりが、16日から10月1日まで開かれる。権現堂堤が約300万本の曼殊沙華で赤く染まり、毎年、県内外から多くの観光客が訪れる。
同管理事務所によると、今年は猛暑続きで雨が少なかった影響で、開花時期は例年より10日ほど遅れており、見頃は彼岸以降になる見込み。ただ、観光需要はコロナ禍前の水準まで回復してきているとし、既に観光バスの予約や問い合わせが相次いでいるという。「品種によっては少し早めに咲くものもあるが、今年もほぼ一斉に開花する見通し。土手一面が赤く染まる光景は圧巻で、観光客等にも好評だ」と多くの来場を心待ちにしている。期間中は、マルシェやキッチンカーも出店する予定。
また、堤中央付近にある売店「峠の茶屋」は期間中、休まず営業。地元の製粉会社「前田食品」の国産小麦を使用した自家製パンを取り扱っており、今月からメニューをリニューアル。風味がよく甘さ控えめのこしあんを使った「桜あんぱん」(230円)が人気商品だという。