埼玉新聞

 

<新型コロナ>給付金を一日でも早く…狭山市、申請書発送を職員が作業 業者委託より早く市民の手元へ

  • 返信用封筒を折る職員=4日午前、狭山市役所

 狭山市は特別定額給付金を少しでも早く市民に給付するため、申請書の封入、発送作業を市職員で行うこととし、4日から作業を開始した。

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 市によると、当初は封入、発送作業を業者に委託し、発送が5月後半、給付は6月になる見込みだった。市職員が作業を行うことで委託するよりも2週間ほど早く、5月下旬には給付ができる予定という。

 準備作業として1日から封筒や申請書などの印刷を開始し、4日午前は返信用封筒を折る作業が行われた。市民に送られる封筒には申請書、通知書、返信用封筒の三つが封入される。

 作業に参加した職員は64人で、密閉、密集を避けるため会場となった会議室の窓は開放され、職員同士の距離も一定の間隔を保って作業が行われた。

 市の新型コロナウイルス感染症対策本部個人給付班の大谷寿治さんは「困っている方に給付金を一日でも早く届けるため、最優先して取り組んでいる」と話していた。

 作業は6日まで行われ、7、8日に点検と発送作業を行い早ければ9日にも市民の手元へ届くという。

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