埼玉新聞

 

<新型コロナ>妖怪・アマビエのせんべい人気 疫病退散の願い込め白砂糖で印刷 縁起担ぎに贈答品にも

  • 商品化された「アマビエ」のせんべい

 疫病を鎮めるといわれ話題を呼んでいる妖怪「アマビエ」を印刷したせんべいを三州製菓(本社・春日部市)が商品化し人気となっている。

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 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、疫病退散の願いを込め、白砂糖でコーティングしたせんべいの片面にアマビエの姿を印刷した商品を同社店舗で販売したところ、売り上げが1日100枚を超えた。さらにオンラインショップでは1日200枚近く売れることも。「早く終息してほしいとの思いから縁起を担ぎ、自宅用や贈答品として購入されるようだ。ここまで反響があると思わなかった」と広報担当の石川眞梨子さん(36)も驚きを隠さない。

 また、従来は60代以上の女性が顧客の8割を占めるが、同商品は30~40代の女性も多く買い求め、男性の購入も目立つという。外出自粛の影響もあり、現在は店舗より通信販売での購入が多くなっているという。

 価格は1枚140円(税込み)。店舗とオンラインショップで取り扱っており、15日までに通販サイトから千円以上購入すると、1枚プレゼントのキャンペーンも実施している。

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