埼玉新聞

 

<新型コロナ>声優・飯田里穂さん、お笑い・板倉俊之さんら富士見市民に元気与え反響 動画で「頑張ろう」

  • 飯田里穂さんのメッセージ動画(市ホームページから)

  • 今成亮太さんのメッセージ動画(市ホームページから)

 お笑い芸人「インパルス」の板倉俊之さんやロンドン五輪レスリング金メダリストの小原日登美さんら富士見市にゆかりのある市PR大使6人が新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言を受けて自粛生活を送る市民を元気づけようと、市民に向けたメッセージ動画を市ホームページ(HP)に公開している。動画で6人は「みんなで頑張ろう!」「STAY HOME」などと呼び掛けており、市民からは「元気をもらった」と反響も寄せられている。

 メッセージ動画を公開しているのは、板倉さんと小原さんのほか、声優の飯田里穂さん、モデルの下川原リサさん、気象予報士の千草ゆり子さん、元プロ野球選手の今成亮太さん(浦和学院高出)の4人。いずれも同市出身、または市在住経歴があり、16年5月と18年5月からPR大使に委嘱されている。

 動画の中で、飯田さんは「ご自愛、ご他愛の心で、みんなで頑張ろう!」、小原さんは「自分の家族を地域を守ろう。継続は力なり」、下川原さんは「健康第一、おうちで過ごそう!」、千草さんは「今はみんなが辛いとき。協力して乗り越えよう!」、今成さんは「みんな頑張ろう!」、板倉さんは「STAY HOME」などと呼び掛けている。

 4月初旬の緊急事態宣言を受けて、市は各PR大使に市民へのメッセージを依頼。快諾した6人が動画を作成し、4月27日から市HPで公開している。市民から「こんな暗い時に明るいメッセージを頂き、元気をもらった」と市に感謝のメールも届いているという。

 市地域文化振興課は「市ゆかりの著名人からのメッセージを発信することにより、感染症対策への理解を深め、感染拡大の防止につなげるとともに、市民の皆さんの心を和ませて希望を持ってもらえれば」と話している。

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