<新型コロナ>陽性率、県が初の発表 暫定値で1・6% さいたま市と中核市の結果は反映されず
2020/05/14/00:00
大野元裕知事は13日、県庁で記者団の取材に対し、直近の7日間となる今月6~12日の新型コロナウイルスの「陽性率」は暫定値で1・6%だったと発表した。県が陽性率を示したのは初めて。
県によると、同数値は県と民間の検査結果の判明日をベースに算出。政令指定都市のさいたま市と中核市の川越、越谷、川口市の行政検査の結果は反映されていない。7日間の平均で陽性率が最も高かったのは4月6~12日で14・1%。同数値にも4市の検査結果は含まれておらず、県は「各市に日ごとの検査人数や陽性者数のデータ提供をお願いする」としている。
陽性率の推移について大野知事は「指針として示す上で下がっていると言えるだろうし、陽性率が低くなっているということは望ましいと思っている」と述べた。