<新型コロナ>ひとり親家庭に3万円、桶川市が独自支援 児童らに図書カード、妊婦世帯にはマスク配布
2020/05/15/00:00
桶川市は、市独自の緊急生活支援と緊急経済対策を盛り込んだ「新型コロナ対策緊急支援パッケージ 第1弾」を発表した。予算規模は市独自の支援が1億1350万円、国の緊急支援が77億1050万円で、総額78億2400万円。
緊急生活支援では、ひとり親家庭などに1世帯当たり3万円を給付するほか、妊婦世帯には今月から来年3月までの11カ月間、毎月30枚のマスクを配布する。また児童生徒5424人を対象に1人当たり3000円分の図書カードを配布する。
緊急経済対策としては、国の持続化給付金の補助対象に該当しない小規模事業者に対し、市独自の給付金(売上高によって5~10万円)を支給する。さらに、売り上げの減少している市内の飲食店を支援するため「ドライブスルー・マルシェ事業」を立ち上げる。小中学校の休校に伴いキャンセルが出た学校給食食材について市が買い取って県内のフードバンクに寄付し、食材の有効活用を図る。
また国の「特別定額給付金」は7日現在で721件のオンライン申請を受け付け済みで、12日から順次給付されている。郵送は18日から受け付け開始予定。