19日午後11時38分ごろ、春日部市粕壁東3丁目の東武伊勢崎線踏切内で、40~50代くらいの男性が、南栗橋発北千住行きの上り区間準急列車(8両編成)にはねられ死亡した。
春日部署によると、列車が春日部駅と一ノ割駅間を進行中、線路内に飛び込んできた男性をはねた。運転士は急ブレーキをかけたが間に合わなかった。乗客乗員にけがはなかった。同署で身元の確認を進めている。
東武鉄道によると、事故の影響で北春日部駅から館林駅―南栗橋駅間の下り線で運転を見合わせ、20日午前1時57分に再開した。上り1本が運休し、最大2時間23分遅れ、乗客約2400人に影響が出た。