埼玉新聞

 

小4男児死亡、ひき逃げされ14年 今も母に届く情報、計410件に 時効撤廃へ署名も求め、さらに呼びかけへ

  • FMクマガヤのスタジオで生放送に出演し、情報提供を呼びかけた母親(手前)=21日午後3時45分ごろ、熊谷市筑波のアズ熊谷6階

    FMクマガヤのスタジオで生放送に出演し、情報提供を呼びかけた母親(手前)=21日午後3時45分ごろ、熊谷市筑波のアズ熊谷6階

  • FMクマガヤのスタジオで生放送に出演し、情報提供を呼びかけた母親(手前)=21日午後3時45分ごろ、熊谷市筑波のアズ熊谷6階

 熊谷市で2009年9月、小学4年の小関孝徳君=当時(10)=が死亡した未解決のひき逃げ事件から30日で14年となるのを前に、孝徳君の母親は「秋の全国交通安全運動」の初日となった21日、同市のコミュニティーFM「FMクマガヤ」の生放送に出演し、情報提供を呼びかけた。

 母親は19年1月からブログを始め、交流サイト(SNS)を通して今年8月までに約410件の情報提供があったことを紹介。「時代の変化によりSNSからの情報提供で犯人逮捕につながる可能性もある。何年たっても犯人逮捕を願っている気持ちは変わらない」と強調し、死亡ひき逃げ事件の時効撤廃を求める署名活動への協力も訴えた。

  30日には事故現場付近で県警と一緒に街頭活動を行い、情報提供を呼びかける予定。

 母親のブログは「《未解決》熊谷市小4男児死亡ひき逃げ事故!」。(https://ameblo.jp/kosekitakanori/)
 

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