県などは18日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3人が判明したと発表した。これまでに確認された陽性者は992人（チャーター便帰国者含む）、死者は46人、重症者は8人。感染者の指定医療機関への入院は48人、一般医療機関への入院は92人、ホテル療養は28人、自宅療養は11人。407人が退院し、療養終了は356人となった（18日午後5時現在）。

　県によると、県管轄で新たに感染が判明したのは2人。草加市の70代の自営業男性は17日にPCR検査で陽性が判明し、容体は安定している。もう1人については詳細を調査中としている。

　さいたま市によると、感染が判明したのは、クラスター（感染者集団）が発生している「彩の国東大宮メディカルセンター」（北区土呂町）に入院している90代の無職女性。4月5日から整形外科病棟に入院し、同病棟で感染者が出たことから、5月2日にPCR検査を実施し陰性と判明。退院を前に改めて検査したところ、18日に陽性が判明した。

　発熱などの症状はなく、同病院に入院している。院内感染とみて、市保健所が調査している。同病院の感染者は、入院患者が16人、職員が15人の計31人となった。