埼玉新聞

 

数百万円の引き出し求める高齢者ら、使用目的も不明…詐欺疑い通報、被害防ぐ 大宮西署、金融機関に感謝状

  • 斎藤和洋署長(右)から感謝状を贈呈された(左から)岡川陽祐さん、鈴木由美子さん、飯田絵里さん=大宮西署(同署提供)

 振り込め詐欺を未然に防いだとして大宮西署(斎藤和洋署長)は、金融機関など2団体に感謝状を贈った。2団体は、県信用金庫三橋支店の窓口担当の鈴木由美子さん、同窓口担当の飯田絵里さん▽大宮三橋一郵便局の岡川陽祐さん。

 3人は1月16~18日、窓口を訪れた80~90歳の高齢男女3人が、使用目的が不明なまま数百万円の高額な引き出しを求めたことなどから振り込め詐欺を疑い、ホットライン通報。被害を未然に防いだ。

 同署は振り込め詐欺に注意を呼び掛け、「金融機関や郵便局などと引き続き連携して被害抑止を図っていきたい」としている。

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