<新型コロナ>狭山市、N95マスク寄付募ると…他県から善意で大量に届く 院内感染病院などにマスク配布
2020/05/21/00:00
狭山市は15日、市内外から寄付された医療機関用のN95マスクを近隣市の医療機関へ提供した。
マスクは4月17日に当時市内で不足していたN95マスクの寄付を市ホームページで呼び掛けたところ、市内をはじめ、札幌市や愛知県、香川県などから3千枚を超える善意のマスクが届いた。
市医師会を通じて市内の医療機関や急患センターに配布したが、市内での必要数を超える分については、必要としている近隣市の病院に提供することにしたという。
マスクが提供されるのは同市近隣で院内感染が発生している所沢明生病院(所沢市)、所沢ロイヤル病院(同)、飯能靖和病院(飯能市)、堀ノ内病院(新座市)の4病院。同市から提供を呼び掛け、いずれも200枚が提供される。
市健康づくり支援課の久保田充毅主査は「市内外から多くのマスクを頂いたので、市内だけでなく感染者が多いところで活用してもらえれば」と話していた。