埼玉新聞

 

心臓発作…19歳息子が倒れる 妻の友人の看護師、偶然近くにいて処置 一命取り留めるも後遺症 夫は救急車を待つしかなく「あの時AEDが身近なら」…そこでAEDの場所わかるアプリ開発

  • 完成した「美杉台地区のAEDマップ」

    完成した「美杉台地区のAEDマップ」

  • 新井重治市長(左端)にAEDマップを渡す伊藤忠一さん(右隣)ら=20日午後、飯能市役所

    新井重治市長(左端)にAEDマップを渡す伊藤忠一さん(右隣)ら=20日午後、飯能市役所

  • 完成した「美杉台地区のAEDマップ」
  • 新井重治市長(左端)にAEDマップを渡す伊藤忠一さん(右隣)ら=20日午後、飯能市役所

 飯能市の美杉台地区で自動体外式除細動器(AED)の設置場所を示したマップが完成した。心臓発作の後遺症の高次脳機能障害と闘う息子を持つ男性らが、地区の施設や事業所を調査。紙ベースの地図とともに、利用可能な日時などの情報をスマートフォンのアプリから得られる環境を整えた。「息子が倒れたあの時に、AEDが身近にあったら」。そんな思いが込められたマップに、市社会福祉協議会の会長でもある新井重治市長は「心強いものができた」と話した。

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