埼玉新聞

 

事故増これ以上は阻止へ むさしの村で「秋の交通安全運動」出陣式 相互が思いやり、悲惨な事故減らして

  • 不動岡高校応援部が交通事故防止を願い、演舞した=18日、むさしの村(加須署提供)

    不動岡高校応援部が交通事故防止を願い、演舞した=18日、むさしの村(加須署提供)

  • 不動岡高校応援部が交通事故防止を願い、演舞した=18日、むさしの村(加須署提供)

 埼玉県警加須署は18日、加須市志多見の遊園地「むさしの村」で秋の全国交通安全運動出陣式を開いた。市内の県立不動岡高校の応援部員らも駆けつけ、交通事故防止を訴えた。

 式には男女7人の応援部員が参加し、「これ以上、事故を起こさせない」という揺るぎない決意を込めてエールを贈った。同署管内では今年に入り、17日時点で交通事故死が6件で前年同期に比べ、3件増。同校2年の大原智美団長は「われわれの活動が事故防止に役立てれば」と語った。

 七五三野(しめの)孝之署長は「秋の交通安全運動をきっかけに、ドライバーと歩行者の相互が思いやりを持ち、悲惨な交通事故を防止するための行動をとってほしい」と呼びかけた。
 

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