埼玉新聞

 

リニューアルオープンした旧渋沢邸「中の家」来場1万人を突破 祝福した深谷市長と同じ名字の夫婦、1万人目サプライズに「びっくり仰天」

  • 1万人目の来場者、小島鋭爾さんと啓子さん夫妻。右は小島進深谷市長=27日、深谷市血洗島の「中の家」中庭

    1万人目の来場者、小島鋭爾さんと啓子さん夫妻。右は小島進深谷市長=27日、深谷市血洗島の「中の家」中庭

  • 1万人目の来場者、小島鋭爾さんと啓子さん夫妻。右は小島進深谷市長=27日、深谷市血洗島の「中の家」中庭

 8月10日にリニューアルオープンした深谷市血洗島の旧渋沢邸「中の家(なかんち)」の来場者が27日、1万人を達成した。久喜市の小島鋭爾さん(76)と妻啓子さん(74)夫妻が節目の1万人目になった。

 関係者に温かい拍手で出迎えられた小島夫妻。同所に来たのも初めてだ。同日朝に「中の家」へ行くことを決め、サプライズを受けた。

 同所は同市出身の偉人、渋沢栄一の生誕地。栄一は来年7月に発行される新1万円札の肖像になる。同所の中庭で1万円にちなんだセレモニーも行われた。夫妻に花束と栄一関連商品の詰め合わせを手渡した小島進深谷市長は「私と同じ名字の小島さんが1万人目でうれしい」と祝福した。鋭爾さんは「びっくり仰天です」とあいさつし、関係者の笑いを誘っていた。
 

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