埼玉新聞

 

<新型コロナ>残念…久喜ラベンダーフェス中止も、花を見に来る人いるため…開花前に刈る 昨年客17万人

  • ほのかに青く色付いたラベンダーを刈り込む職員=26日午前、久喜市菖蒲総合支所前

 久喜市菖蒲地域で毎年6月に開かれる「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」が新型コロナの影響で中止になり、市は会場のラベンダーの刈り込み作業を進めている。

 同フェスティバルは6月7日から28日まで、市菖蒲総合支所周辺で開かれる予定だった。昨年は約17万人の人出でにぎわったフェス。中止を受け、開花前に剪定(せんてい)を始めた。

 市によると、支所周辺や近くのしらさぎ公園などで、ラベンダーと花しょうぶ計約3万株が咲き渡る予定だった。花を見る人出を避けるため、20日から刈り込みを始めている。

 市は「残念だが今年は仕方がない。来年は今年の分まで花が力強く咲くと思うので、改めてフェスティバルを盛り上げたい」と話している。

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