埼玉新聞

 

県学力・学習状況調査、58市町村で実施へ 6月から7月にかけ できる市町村、学校のみで実施

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県教育局は29日までに、新型コロナウイルス感染拡大のため、4月の実施予定を延期していた本年度の県学力・学習状況調査について、6月1日から7月16日にかけて実施できる市町村、学校のみで行うことを決めた。

 2015年から4月に実施してきた同調査は、さいたま市を除く県内62市町村の小学校、中学校、義務教育学校計1058校の小学4年から中学3年生を対象にしている。本年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴う臨時休校を考慮し、延期していた。県教育局義務教育指導課によると、今月22日時点で、58市町村の962校が実施できる見込みだという。

 児童生徒の個人結果は10月下旬以降、各校に返却され、調査結果の発表は12月ごろを予定している。同課は調査への協力や実施時期など、市町村、各校の柔軟な対応を呼び掛けている。

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