<新型コロナ>給付に問題ない…さいたま市、定額給付金の申請書に誤り 市民からの問い合わせで判明
2020/05/30/00:00
さいたま市は、28日から郵送を始めた10万円の特別定額給付金の申請書に記載の誤りがあったと29日発表した。申請書にあらかじめ印字されている世帯主の生年月日や世帯構成員の続柄が誤っているという。市は「給付に問題はない」としているが、印刷物の内容確認の徹底を図り、再発防止に努めるとしている。
市経済政策課によると、28日に約6万通を発送し、29日に申請書を受け取った市民から問い合わせが複数あり、ミスが判明した。午後4時現在、生年月日が違うとの問い合わせが約200件あった。各世帯の最高齢の家族の生年月日が記載されている例が多いという。この傾向から約9千件のミスがあるとみている。同課は誤った申請書の数や原因を調査している。
清水勇人市長は「今後はチェック体制をさらに強化し、再発防止に努め、一日も早く給付できるよう努めてまいります」とのコメントを出した。
申請に関する問い合わせは、さいたま市特別定額給付金相談ダイヤル(電話048・829・1649、ファクス048・829・1944)へ。