さいたま市の新型コロナウイルス危機対策本部員会議が29日、市役所で開かれ、清水勇人市長は市内の体育館などについて、県が休業要請の対象外としたことから、感染防止対策を徹底して6月1日から再開することを決めた。今後予定されている市主催のイベントも、同様に開催する。

　再開する施設は、大宮体育館、与野体育館、浦和西体育館、サイデン化学アリーナ（記念総合体育館）、大宮武道館、岩槻文化公園の体育館、三橋総合体育館の体育室の7カ所。一部のトレーニング室や更衣室、シャワー室などは使用できない。

　一方、市は新型コロナウイルスの感染防止のため、夏季の屋外プール利用の開催を中止すると発表した。都市公園課によると、中止される屋外プールは、大和田公園プール、三橋プール、原山市民プール、下落合プール、沼影市民プールの5カ所。