<新型コロナ>ひとり親世帯の子どもに3万円、富士見市が補正予算案 7、8月の学校給食費の無償化も
2020/05/31/00:00
富士見市は、新型コロナウイルス感染症拡大に絡み、7月と8月の学校給食費を無償化したり、ひとり親世帯に子ども一人当たり3万円を支給するなどの緊急支援事業を実施する。20年度の一般会計補正予算に同事業費計約1億4千万円を計上し、6月2日開会の6月定例会に上程する。
主な支援事業は、臨時休校が長期化したことにより、1学期が7月末まで延長されたうえ、夏休みも8月1日から17日までに短縮されたことや家計の経済的負担の軽減を図るため、小、中学校、特別支援学校の7月と8月の給食費を無償にする(約5500万円)。
児童扶養手当の受給世帯などひとり親世帯の生活支援のため、同世帯(対象児童数940人)に子ども一人当たり3万円の臨時特別給付金を支給する(約2800万円)。
また、フェースシールドやアルコールなどの衛生用品、間仕切り用段ボールなど感染症対策用物資を災害避難所に指定されている市内の小、中学校に配置し、感染症対策を強化する(約2千万円)。