埼玉新聞

 

キャミソールの白骨遺体、所沢の雑木林に 死後数年が経過 動物の骨?…発見の男性、再確認し通報/所沢

  • 所沢署=所沢市並木

 5月30日午前10時45分ごろ、所沢市上山口の雑木林で、白骨化した遺体があるのを近所の会社員男性(55)が発見し、所沢署に届けた。遺体に目立った外傷はなく、色不明のキャミソールと下着を着け、女性用の青いサンダル(24センチ)を履いていた。所持品はなかった。検視の結果、性別不明で、死後数年経過しているとみられる。同署は身元の確認を急ぐとともに、3日に司法解剖し、詳しい死因を調べる。

 同署によると、会社員男性は5月24日夕、野良猫の餌付けのため、雑木林に入り白骨遺体を発見。男性は「当初、動物の骨と思い込んでいたが、気になったので1週間後に再度見に行って確認した」と話している。遺体など現場の状況から、同署は事件と病死などの両面で捜査している。現場は狭山湖東側の狭山丘陵内で、西武線「西武球場前駅」の北側約1キロの雑木林。

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