<新型コロナ>さいたまで100代女性が再陽性 クラスターの病院を退院後に感染、別の医療機関で検査
2020/06/08/00:00
県などは7日、新たな新型コロナウイルスの感染者は確認されず、さいたま市で再陽性者が1人判明したと発表した。県内の感染者は1007人(チャーター便帰国者含む)、死者数は51人で、重症者は4人。感染者の指定医療機関への入院は9人、一般医療機関への入院は25人、ホテル療養は0人、自宅療養は2人。548人が退院し、療養終了は372人となった(7日午後5時現在)。
さいたま市によると、再陽性の1人はクラスター(感染者集団)が発生している「彩の国東大宮メディカルセンター」(北区土呂町)に入院していた同市に住む100代の無職女性。女性は4月29日に退院後、感染が判明して別の医療機関に入院していた。5月21、22日の2回のPCR検査で陰性となっていたが、退院に向けた検査で、6日に再陽性が判明した。容体は安定しているという。市内の再陽性患者は3人目。
県によると、6日に詳細を調査中としていた感染者は所沢市の50代の男性会社員と判明。5月27日以降、38度台の発熱などがあり、5日に民間機関でPCR検査を受け、感染していることが分かった。