埼玉新聞

 

<新型コロナ>さいたま市、定額給付金の郵送申請分について給付開始へ オンライン申請は12日終了

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は10日、新型コロナウイルスの経済対策で、国が1人に一律10万円を支給する特別定額給付金の申請書の郵送を9日までに終えて、11日から給付を開始すると発表した。郵送との重複申請を防止して迅速な給付を行うためとして、オンライン申請は12日午後11時59分で終了する。

 市経済政策課の担当によると、8日時点での申請受け付けはオンライン3万289件、郵送5万4743件の計8万5032件。給付されたのはオンラインの2万2543件で56億2870万円。申請書には「申請の受け付けから給付金の振り込みまでは、申請件数の状況によりますが、10~20日程度を見込んでいます」としているが、申請が殺到した場合は20日以上を要する可能性があるという。

 同市の給付対象となるのは約60万世帯の約132万人。申請期限は8月31日の消印有効。申請の問い合わせは、市特別定額給付金相談ダイヤル(電話048・829・1649、ファクス048・829・1944=午前9時~午後6時半)へ。

 一方、市内の小規模企業者・個人事業主に10万円を給付する市の独自事業について、市は12日から給付を開始する。約2万1千件の支給を見込んでおり、9日時点で約6千件の申請が行われた。

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