埼玉新聞

 

<新型コロナ>川島町、新生児に10万円給付へ 準要保護児童・生徒に3万円 ひとり親世帯など商品券配布

  • 川島町役場=川島町下八ツ林

 川島町は、新型コロナウイルス感染症対応の支援策として、新生児に10万円、準要保護児童・生徒に3万円を給付、ひとり親や75歳以上の高齢者世帯に5千円の地域商品券を配布する。6月定例町議会初日の11日、同事業などを盛り込んだ2020年度一般会計補正予算案(約8600万円)を可決した。

 新生児特別定額給付金給付事業(約806万円)は、国の1人10万円の特別定額給付金の対象外となった4月28日以降、来年3月31日までに新生児が誕生した家庭に10万円を給付する。

 準要保護児童・生徒臨時給付金給付事業(約468万円)は、収入が減少し、生活に困っている同児童・生徒がいる家庭へ、児童・生徒1人当たり3万円給付する。対象は約150人。

 元気な買い物応援事業(約1367万円)は、売り上げが減少している町内事業者を支援するとともに、ひとり親、75歳以上の高齢者世帯への家計支援として、5千円分の地域商品券を配布する。対象は約2500世帯。

 同町によると「一日でも早く住民や町内事業者への支援施策を実施できるよう議会初日の即決で議決を得た」という。

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