昆虫好きの市長も夢中、川口で水生昆虫を調査 プールからトンボの幼虫を救出、公園の池に放流
2020/06/14/00:00
川口市芝園町の旧市立芝園中学校のプールで12日、水の中に生きるトンボの幼虫のヤゴを救出して公園の池に移す水生昆虫調査が行われた。
市環境部の自然保護対策室が主催した。市役所職員に交じって昆虫好きの奥ノ木信夫市長も網を持ちヤゴ捕りに夢中の様子だった。西川口の自宅でヤゴを羽化するまで育てることが長年の趣味という。
体長5センチほどのギンヤンマが約30匹が捕獲され、たらいの中を元気に泳いだ。「羽ができている。羽化する直前ですね」と内田隆室長(54)。ほかにシオカラトンボ、ウスバキトンボ、コシアキトンボ、ショウジョウトンボなど。みんな体長は2センチ前後。
この日の収穫は全部で約200匹。全部が新井宿のグリーンセンター内の池に放流された。