埼玉新聞

 

腹刺されうずくまる、流血し男性重傷 東南アジア系の男とトラブル、現場で口論 刃物持ち男は逃走/富士見

  • 東入間署=ふじみ野市うれし野

 14日午後8時55分ごろ、富士見市関沢2丁目の雑居ビル「OM第一ビル」(鉄筋4階建て)1階玄関敷地内で、「友人が血を流してうずくまっている」と119番通報があった。救急隊員らが駆け付けたところ、フィリピン国籍の30代の男性が腹を刃物のようなもので刺され、重傷を負っていた。男性は病院に搬送されたが、命に別条はないという。現場で刃物のようなものを所持した東南アジア系の男が事件後に立ち去っていることから、東入間署で行方を追っている。

 同署によると、男は20代から30代、身長165センチぐらい。白色Tシャツに青いズボンをはいていた。事件直前、被害者の男性は通報した男性と被疑者とみられる男のほか、数人とともに、現場近くの飲食店にいた。その後、2人がトラブルとなり現場で口論となったという。同署で事件の詳しい経緯と動機を調べている。

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