埼玉新聞

 

JR東所沢駅が「本棚」にリニューアルへ 近くに「ところざわサクラタウン」、角川武蔵野ミュージアムも

  • 本棚をイメージした外観デザインにリニューアルされるJR東所沢駅(JR東日本八王子支社提供)

 JR東日本八王子支社は、所沢市東所沢の武蔵野線東所沢駅を本棚をイメージした外観デザインにリニューアルすると発表した。外観は11月ごろ、内装は年末の完成を予定している。

 同駅は同市東所沢和田に開業する文化複合施設「ところざわサクラタウン」の最寄り駅で文化発信拠点への玄関口となることから駅舎の顔である前面部分は、木と文化の融合として「本と本棚」をイメージした外観デザインを採用した。

 駅舎内部については同駅が武蔵野台地のほぼ中央に位置することから、樹木を意識したデザインとし所沢市の鳥であるヒバリやイチョウ、茶の花などがあしらわれる。また木調素材等を各所に配置し、老朽化した床や誘導・警告ブロックの更新や案内サイン・旅客トイレ前面デザインを見直し、分かりやすく使いやすい駅舎とする。

 「ところざわサクラタウン」は旧所沢浄化センター跡地に建設され、4月30日に竣工した。土地面積約4万平方メートルにKADOKAWAが運営する書籍製造、物流工場やオフィス、イベントスペースのほか、図書館と博物館、美術館を融合させた複合文化施設「角川武蔵野ミュージアム」が展開される。

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