埼玉新聞

 

さいたま市役所から電話「健康保険料の過払い金ある」…じつは詐欺 信じた男性100万円被害

  • 大宮署=さいたま市大宮区北袋町

 大宮署は16日、さいたま市北区の無職男性(61)が還付金詐欺で現金約100万円をだまし取られたと発表した。

 同署によると、15日午後2時10分ごろから男性方に数回、役所職員を名乗る男らから「健康保険料の過払い金がある」などと電話があった。男性は約30分後、電話で指定された同区内の金融機関出張所の現金自動預払機(ATM)で、金融機関コールセンター職員を名乗る男の指示通りに、指定口座に現金約100万円を振り込んだ。振り込んだ後、取引明細書を見て不審に思った男性が金融機関に相談。詐欺と発覚し、交番に届け出た。

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