県は16日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、休業要請していた接待を伴う飲食業、ライブハウスなどについて、感染防止策を徹底することを前提に17日午前0時から、要請を解除することを決めた。これまで午後10時までとしていた飲食店での酒類の提供時間制限も17日午前0時から、制限を解除する。

　これにより、県が新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき、施設に対して行っていた協力要請は、全て解除された。大野元裕知事は会議で「今後は第2波を見据えた対策へとかじを切る必要がある。新たなステージにおいては、新型コロナウイルス感染症と共存しながら、感染拡大防止と社会機能回復を同時に実現しなければならない」と述べた。