埼玉新聞

 

埼玉のALS男性、苦しむ人に勇気を与えようと東海道を歩き抜く 一度きりの挑戦のはずが、SNSで応援続々 中山道も歩き、今回は日光街道にチャレンジ 難病者を支える基金も設立準備中 17歳のとき他界した父に「見守って」

  • 国指定名勝「草加松原」の松尾芭蕉像を眺める和田義治さん=10日午後、草加市神明

    国指定名勝「草加松原」の松尾芭蕉像を眺める和田義治さん=10日午後、草加市神明

  • 国指定名勝「草加松原」の松尾芭蕉像を眺める和田義治さん=10日午後、草加市神明

 国指定難病「筋萎縮性側索硬化症」(ALS)と診断された草加市栄町の服飾雑貨デザイナー和田義治さん(51)が10日、日光街道(約140キロ)踏破を目指し東京・日本橋をスタートした。昨年11月の東海道、今年3月の中山道に続く3度目の挑戦。自分と同じALSなど難病患者への支援基金を立ち上げた和田さんは「歩くことでALSを知ってもらい、支援の輪を広げたい」と話している。

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