埼玉新聞

 

パーティーで口論、男性刺され重傷 容疑で男逮捕、知人と出頭「ナイフで刺したが殺すつもりない」/県警

  • 東入間署=ふじみ野市うれし野

 富士見市で14日、フィリピン人男性が刺され重傷を負った事件で、東入間署は17日、殺人未遂の疑いで、三芳町藤久保、フィリピン国籍の自称建設作業員の男(26)を逮捕した。

 逮捕容疑は、14日午後8時50分ごろ、富士見市関沢2丁目の雑居ビル敷地で都内に住むフィリピン国籍の男性(37)の腹を刺し、重傷を負わせた疑い。男性は病院に搬送され、命に別条はないという。

 同署によると、男は17日午後2時半ごろ、知人の日本人男性と同署に出頭してきたという。事件直後、被害者の知人男性が「友人が腹を刺され血を流している」と119番。犯行現場近くの飲食店でパーティーがあり、口論になったとされる。同署は男の供述からナイフを押収。刺した経緯などを調べている。男は「ナイフで刺したが殺すつもりはなかった」と容疑を一部否認しているという。

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