横瀬町芦ケ久保にある氷の芸術「あしがくぼの氷柱（ひょうちゅう）」（24日まで）が17日、来場者10万人を達成した。昨年に続き2年連続で、昨年は最終日に達成したが、今年は昨年より1週間早かった。10万人目となった所沢市の自営業月井忍さん（30）家族に記念品が贈呈された。

　あしがくぼの氷柱は町観光・産業振興協会氷柱部会による厳冬期の誘客事業として作られ、今年で6年目。来場者は昨年に初めて10万人を突破した。今年は1月5日の開園日から氷柱の出来具合が良く、天候に恵まれ、多くのメディアに頻繁に取り上げられたこともあり、過去最高の人出になった。

　月井さんはテレビ番組で知り、子どもらと一緒に家族6人で来場。記念品として町内産のイチゴや氷柱クッキーなどを受け取った。月井さんは「来たかいがあった。あしがくぼの氷柱には初めて来たけど、すごかった」と笑顔を見せていた。