埼玉新聞

 

<新型コロナ>4人感染…越谷、川越、川口の会社員ら 21日に感染判明した2人は和光女性と志木男性

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは22日、新型コロナウイルスの感染者が新たに4人判明したと発表した。

 これまでに確認された陽性者は1042人(チャーター便帰国者含む)、死者は65人。重症者は3人。感染者の指定医療機関への入院は10人、一般医療機関への入院は18人、ホテル療養は3人、自宅療養は1人。565人が退院し、療養終了は376人となった(22日午後5時現在)。

 越谷市によると、感染が確認されたのは市内に住む30代の会社員男性と60代の父親。30代男性が発熱などの症状から20日に医療機関を受診し、PCR検査を実施したところ陽性が判明。同居する父親にも発熱などの症状がありPCR検査を実施したところ、陽性が判明した。感染経路は不明で、いずれも軽症という。

 川越市によると、感染が判明したのは市内の70代の無職女性。同居する会社員の息子と息子の妻(ともに40代)が20日に感染が判明したためPCR検査を受けたところ、陽性が分かった。女性は発熱などの症状はなく、入院中。

 川口市によると、新たに感染が判明したのは市内に住むトルコ国籍の20代無職男性。渡航歴はないという。

 県によると、県管轄での新規感染者はなかった。21日に感染が判明し、調査中だった2人は、和光市の30代会社員女性と、志木市の60代会社役員男性。会社員女性は無症状。会社役員男性は15日に39・6度の発熱などの症状を訴え、21日に陽性が判明した。現在、入院治療中で重症という。

ツイート シェア シェア