<新型コロナ>さいたま地裁、男性執行官が感染 同じ執務室で勤務の職員を在宅勤務、執務室などを消毒
2020/06/27/00:00
さいたま地裁は26日、地裁に勤務する上里町の50代男性執行官が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
地裁によると、男性は20日に知人と会食。知人の陽性が判明したことからPCR検査を受け、26日に陽性と分かった。
男性は不動産の差し押さえなどの業務を担当しており、22日は庁舎外で勤務。事件関係者1人と接触し、23日は庁舎内で来庁者1人と接触していた。その後は、保健所からの指導で出勤していなかった。
地裁は男性と同じ執務室で勤務していた職員7人を24日から在宅勤務とし、執務室やエレベーターなど男性が使用したとみられる場所の消毒を行った。
業務の処理のために地裁は支部から事務員など人員を補充。「事件処理への影響が出ないように体制を整えていく」としている。