フェースシールド千枚、地元企業がさいたま市に寄付 児童生徒や高齢者で活用【#コロナとどう暮らす】
2020/06/27/00:00
バネなどを製造する鎌田スプリング(さいたま市大宮区)の鎌田敏也代表取締役社長が24日、さいたま市役所を訪れ、新型コロナウイルス感染拡大防止に役立ててほしいと、細田真由美教育長へフェースシールド千枚を手渡した。
フェースシールドは、マスクを使用してワンタッチで装着できる約10グラムの軽量タイプ。透明性が高く、耐久性に優れたポリカーボネートを使用。切れ目が空いているため呼吸もでき、蒸れにくいのが特徴となっている。今回は大人と子ども用それぞれ500枚を寄付した。
市教委は、市立小中学校が放課後や土曜日に学びと交流を行うチャレンジスクールで、配布する予定。児童生徒や地域の高齢者などに活用してもらうという。
細田教育長は「チャレンジスクールも7月から何とか進めたいと、現在準備をしている段階。安心して実施できるよう、フェースシールドを活用させていただきます」と謝意を述べ、感謝状を贈呈した。鎌田社長は「新型コロナウイルスに不安を抱えている人も多い。軽減のために安心して使ってほしい」と話している。