埼玉新聞

 

<新型コロナ>飲食業の女性従業員2人ら11人感染 三郷の女性は入院先に陽性者 2人の感染経路不明

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは27日、新型コロナウイルスの感染者が新たに11人判明したと発表した。

 これまでに確認された陽性者は1101人(チャーター便帰国者含む)、死者は65人。重症者は4人。感染者の指定医療機関への入院は19人、一般医療機関への入院は44人、ホテル療養は10人、自宅療養は2人。574人が退院し、療養終了は376人となった(27日午後5時現在)。

 県によると、県管轄で感染が確認されたのは7人。詳細が分かっているのは3人で、三郷市の90代女性は入院先の医療機関に陽性者がいた。戸田市の20代女性、さいたま市の50代の会社役員男性の感染経路は不明。残る4人は詳細を調べている。

 また、26日に感染が分かり、調査中だった2人は上里町の50代の施設職員女性と、所沢市の20代の女子学生で、いずれも陽性者と接触があった。

 さいたま市によると、感染が判明したのは3人。20代の女性2人は市内の飲食業の従業員。40代の自営業男性は民間のPCR検査で陽性が判明した。いずれも軽症という。

 川口市によると、新たに感染が確認されたのは、市外の県内に住むトルコ国籍の50代男性。市内に住む同国籍の友人の陽性が確認され、濃厚接触者だったことからPCR検査をしたところ、陽性が確認された。渡航歴はないという。

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