<新型コロナ>大宮のキャバクラ従業員ら、県内で8人が感染 草加の女性、患者など感染の病院の医療従事者
2020/06/29/00:00
県などは28日、新型コロナウイルスの感染者が新たに8人判明したと発表した。このうち3人は、複数の感染が確認されているさいたま市大宮区の飲食店(キャバクラ)の従業員だった。
これまでに確認された陽性者は1109人(チャーター便帰国者含む)、死者は65人。重症者は4人。感染症の指定医療機関への入院は23人、一般医療機関への入院は46人。ホテル療養は11人、自宅療養は5人。574人が退院し、療養終了者は377人となった(28日午後5時現在)。
県によると、県管轄で新たに感染が確認されたのは4人。詳細が分かっているのは20~30代の男女3人で、草加市の30代女性は、すでに患者などへの感染が確認されている「三郷中央総合病院」の医療従事者だった。
さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、大宮区のキャバクラに勤務する30代の男性従業員1人、接客の20代と30代の女性従業員の3人。いずれも軽症で入院する予定。同店の感染者は計8人となった。市保健所は約70人いる従業員の検査をする方針で、この日は18人の検査結果が判明し、うち3人が陽性だった。同店は27日、営業を自粛したという。市の帰国者・接触者相談センターには、問い合わせが数件あったが、同店の客は現在のところ確認されていない。
川口市によると、新たに市内に住む20代の会社員男性の感染が確認された。都内の職場で陽性者が発生したという連絡を受け、濃厚接触者としてPCR検査を実施した。