埼玉新聞

 

風俗スカウト5人逮捕、ひわいな業務と知りながら女性3人紹介した疑い 男女トラブルで発覚/大宮署

  • 大宮署に入る40歳男を乗せた車=30日午後0時40分ごろ

 女性に風俗店の業務を紹介したとして、県警保安課と大宮署は30日、職業安定法違反(有害業務目的紹介)の疑いで、東京都杉並区下高井戸4丁目、会社役員の男(40)、世田谷区上馬5丁目、無職の男(28)ら20~40代の男5人を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は2018年5月5日~同年11月24日までの間、不特定多数の客にひわいな行為をする業務であると知りながら、さいたま市内の風俗店に20代の女性3人を従業員として紹介した疑い。

 同課によると40歳男はスカウトグループの代表とみられ、28歳男とともに街頭で女性に声を掛ける「スカウト役」に指示を出していたという。

 スカウト役は他の3人の男が担当し、都内の街頭などで女性を勧誘。さいたま市内の風俗店の仕事を紹介していた。

 18年10月、風俗店の仕事を紹介された女性の一人が男女間トラブルについて県警に相談。その後の調べで、40歳男らスカウトグループが風俗店の業務を紹介していたことが分かった。

 同課は女性を風俗店に紹介することで、40歳男らが報酬を得ていたとみて詳しく調べている。

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