八潮市の小中学校に通う複数の児童生徒が27日から腹痛や下痢の症状を訴え医療機関を受診していた問題で、市教育委員会は30日、市内15の小中学校の児童生徒が29日に377人、30日には281人が欠席したと発表した。
このうち小学生と中学生それぞれ1人が入院したが、中学生は退院し入院中の小学生も命に別状はないという。また、市内小中学校に勤務する職員も、同様の症状で29日に15人、30日に5人が欠席した。
15校にはいずれも市内の東部給食センターから給食が提供されており、市は給食による食中毒の可能性も含めて原因調査を進めている。原因が判明するまでは給食を中止としている。