じっくり煮込んだ「バラ軟骨」いかが 日高・サイボクの逸品、常温保存可 銘柄ブタのゴールデンポーク使用
2020/07/02/00:00
欧州の食品コンテストで金賞を取り続けている埼玉種畜牧場(サイボク)。「世界一おいしいブタ肉」を目指し、牧場から加工、販売まで一貫して自社で行っている。
「バラ軟骨」は常温保存でき、電子レンジで簡単に調理できる同社初のスタンドパック商品だ。使っている肉は、3種のブタを交配した銘柄ブタのゴールデンポーク。ジューシーな肉質で力強い味が特徴だ。宮城県の自然豊かな直営牧場で、新鮮なオリジナル飼料を与えて育てている。
部位はあばら骨の近くにあるバラ肉と軟骨。調理が難しく、開発に足掛け3年かかった。甘辛のしょうゆベースでじっくり煮込んだ肉は口の中でほろっとほどけ、コラーゲンたっぷりの軟骨も食べやすい。味がしみた玉こんにゃくもアクセントとなっている。
ブタ肉は疲労回復の効果があるビタミンB1が豊富で、夏バテ防止にぴったり。同社企画・広報課の吉田英晃課長は(41)は「どんぶりのごはんに煮汁ごとかけて食べるのがお薦め」と話す。
■埼玉みやげラボ代表/斉藤哲也さんの話
県外にも数多くのファンがいる同社が、肝入りで作った新定番。煮汁だけでもご飯が進む本格派だが、沖縄そばに入れれば、あっという間に「極旨ソーキそば」に早変わり。ブタ肉一筋の本気が伝わる逸品。
■メモ
日高市下大谷沢546(電話042・989・2221)。バラ軟骨は200グラム入り、ミートショップで519円(税込)で販売。営業時間は午前9時~午後6時。8月12日まで無休。