埼玉新聞

 

一足早く、埼玉“刈”り 行田の「翔んで埼玉」田んぼアート、背景部分を刈り取り 図柄は11月下旬まで公開

  • 背景部分が刈り取られた田んぼアート=21日午後、埼玉県行田市小針の「古代蓮の里」

    背景部分が刈り取られた田んぼアート=21日午後、埼玉県行田市小針の「古代蓮の里」

  • 笑顔で稲刈り体験を行う参加者=21日午後、埼玉県行田市小針の「古代蓮の里」東側の水田

    笑顔で稲刈り体験を行う参加者=21日午後、埼玉県行田市小針の「古代蓮の里」東側の水田

  • 背景部分が刈り取られた田んぼアート=21日午後、埼玉県行田市小針の「古代蓮の里」
  • 笑顔で稲刈り体験を行う参加者=21日午後、埼玉県行田市小針の「古代蓮の里」東側の水田

 埼玉県行田市小針の「古代蓮の里」東側の水田で21日、田んぼアート稲刈り体験が行われ、参加者224人が稲刈りを体験した。

 同市の田んぼアートは約2・8ヘクタールの田んぼをキャンバスに見立て、世界最大規模として知られる。今年は映画「翔(と)んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」(11月23日公開)とコラボレーションした。見頃のピークである7月には古代蓮会館の入館者数が前年比で5割増になったという。

 対象は6月の田植え参加者で、県内外から集まった家族連れなどは鎌を使って、4種類の稲のうち、「彩のかがやき」を刈り取った。東京都内から参加した小学1年生の大里一真さん(6)は「もっとやりたかったけど、楽しかった」と笑顔を見せた。

 刈り取った彩のかがやきは精米後に田植えや稲刈りの体験者に贈呈される。田んぼアートは背景部分を刈り取ったが、図柄部分は残っており、11月下旬に刈り取られる。

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