有料化されたレジ袋、指定ごみ袋と同じ素材に 燃やせるごみ袋で再利用を想定、北本と吉見が導入へ
2020/07/05/00:00
ごみの広域処理を行っている北本市と吉見町が、指定ごみ袋に再利用することを想定した環境にやさしい指定レジ袋の普及に乗り出した。指定レジ袋は北本市の発案。早ければ今月下旬からスーパーなどの店舗に導入してもらう。
レジ袋が7月から有料化されたのを受けた。両市町は鴻巣市とともに埼玉中部環境保全組合を組織。吉見町大串の埼玉中部環境センターでごみ処理している。指定ごみ袋以外の使用を認めておらず、同素材の指定レジ袋につながった。
指定レジ袋は、通常のポリエチレンのレジ袋に比べ、燃やした際の二酸化炭素が約40%少なく、環境保全につながる。鴻巣市は、一部の地域のごみ処理の枠組みが違うため、一緒の導入にはならなかった。
指定レジ袋の容量は20リットル。レジ袋には「プラスチックごみ削減へのご協力ありがとうございます!」「このレジ袋は、燃やせるごみ袋として利用できます」などと書かれている。