命かける医療従事者や病院の経営苦しいと…コロナ対策に100万円寄付 さいたま市、業者に感謝状
2020/07/05/00:00
さいたま市は3日、市の「新型コロナウイルス感染症対策さいたま応援寄付」に現金100万円の寄付を受けたとして、不動産業「ホクシン興業」(大宮区)に感謝状を贈呈した。清水勇人市長は「いったん収束しつつあったが、クラスター(感染者集団)が発生している。感染防止を徹底するため、寄付を大切に生かしたい」と謝意を述べた。
感謝状を受け取った同社の柴崎知大代表取締役は「連日の報道で、最前線で命をかけて治療をしている医療従事者がいて、病院の経営が苦しいと聞いた。生まれ育ったさいたま市に少しでも貢献したいと思った」と話していた。
市財政課によると、同寄付は4月28日から受け付けを開始。6月29日時点で、84件809万2千円が寄付されている。寄付金は市の新型コロナウイルス対策の事業に充てられる。