大切に使います!小さなラガーがお礼 入手困難な消毒用アルコール、深谷の会社が県ラグビー協会に寄贈
2020/07/07/00:00
工具販売チェーン、アストロプロダクツを運営する「ワールドツール」(深谷市、中島勉社長)が5日、深谷櫛挽ケ原ラグビー場で、県ラグビーフットボール協会(増田伸二理事長)に、消毒用アルコール500ミリリットル120本を贈った。練習をしていたラグビースクール「深谷トリニタスジュニア」のラガーたちが、同社の榊三千雄取締役から受け取った。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、ラグビー競技も活動を再開。ガイドラインに従い各団体も練習を始めている。感染予防徹底のため、消毒用アルコールの設置などが示されたが、入手困難な状態が続いているという。
同社の榊役員は「子どもたちが元気でラグビーをしている姿はすばらしい。有効に使ってほしい」と小さなラガーを激励した。
増田理事長は「消毒用アルコールの寄贈は大変ありがたい。県内に22あるスクールを中心に、大切に使わせていただきます」と感謝の言葉を述べた。